今朝通勤中に見た光景。
恐怖を感じた。
早朝、知人のFacebookを見て川の水位が上がり危険な状態だと知る。
2年前の西日本豪雨災害と同じパターンと昨夜の豪雨に危険を感じてはいたが朝を迎える。
ラジオを聞いていたら崖が崩れて民家が押し潰され2名が不明状態だと･･･
場所は東広島市？
情報収集していると河内町宇山だと言う。
80歳代の母親と50歳代の息子･･･
宇山には知人が居るので気になっていたが、帰宅後ニュースで映像を見て崩壊した家を見て確信したと同時に息子さんと言われる死亡が伝えられた。
一つ上の先輩。
子供さんが次男と同級生で陸上部繋がりで何度か自宅に送迎した事も有る。
大会や記録会の時には一緒に応援したり走った事も有る。
宅配便のお仕事してるので何度も我家(Cafe33)に荷物を届けてくれていたので立ち話しもしてたりしてました。
僕がビーチバレーやってた時には一緒に練習もしてましたねぇ。
梅雨前線の影響で14日、中国地方でも広島県と島根県で土砂崩れや河川の氾濫が起きた。早朝に裏山が崩れて2人が巻き込まれた東広島市河内町宇山の住宅では警察や消防による救出活動が夜まで続いた。市によると、住人の倉兼千代子さん（84）とみられる女性の生存が午後に確認される一方、長男茂実さん（55）とみられる男性は死亡し、見守っていた近隣住民らは複雑な思いをにじませた。
断続的に降る雨の影響で14日午前6時ごろに裏山が崩れ、2階建て住宅の1階部分に土砂が流れ込んだ。救出活動は傾いた建物を重機で支えながら30人態勢で実施。午後0時半ごろ心肺停止状態の男性が見つかったが、同2時半に壁のノックに反応した生存者を確認した。千代子さんとみられる。男性は同6時25分に死亡が確認されたが、日が暮れた後も投光器に照らされた警察官らが長い影をつくり、周辺住民らが見守った。
「助けて」。近くの坂田正広さん（74）は発生直後に軽トラックで駆けつけ、茂実さんの悲鳴を聞いた。雨水が滝のように流れ込む1階に踏み込むと、倒れた家具に頭を押し付けられるようにして首まで土砂に埋まった茂実さんが見えた。周辺のがれきをかき出して手を握り「応援が来るから、頑張れよ」と伝えるのが精いっぱい。到着した消防隊員の指示で外に出ると、住宅はさらに傾き、1階部分は押しつぶされていった。
坂田さんの耳には茂実さんの叫び声が残る。「死ぬる、死ぬる」。同市では2018年7月の西日本豪雨で災害関連死を含め20人が犠牲になり、宇山地区も土砂災害が起きた。坂田さんは「2年前の爪痕がまだ残るのに、災害がまた起きてしまった」と肩を落とした。
土砂崩れ発生当時、同市には大雨警報が出ていたが、宇山地区に避難勧告は発令されていなかった。市は「職員が避難所設置などの対応に追われ、（対象地区であることを）見落としてしまった」としている。
2年前の教訓は生かされていないのか？
｢市｣ばかりの責任とは言わないが、言い訳ばかりで我家(Cafe33)が被災して一部崩壊していても罹災証明がもらえなかった時と同じ（怒)。
「職員が対応に追われて適切な調査をせずに判断してしまった」と再調査後に全壊判定を受けた時に言われた言葉。
何の為に？のお役所の方の対応の仕方、そして避難勧告の発令なんだろうか？
疑問に残る。
情報収集しながら現在解っているのが、母親の生命反応が有り夜通し救出活動していると言う事！
助け出して欲しい。祈る事しか僕は出来ないけど･･･
とにかく今は10年に一度、50年に一度、100年に一度とか言うレベルではない災害の連続です。
異常気象を抑える手段がない限り自分で守るしかないと思うのです。
被災して失う「モノ」が多かったけど、我家は再び起こるかも？しれない水害に対し離れる事を決断したのは間違いではなかったと今日確信出来ました。
川の近くで恐怖の夜を過ごすのは無理だと思っての引っ越しでしたから･･･
簡単に移住するって出来ない事だし、安全な場所を探す事自体が難しいのが現実です。
この先生きて行く中で不安と恐怖を持ちながら生活する事を考えたら･･･
2年前の災害では御世話になっていた先生、地域の方々、先輩とたくさんの方を自然災害で命を失う現実を知り、今日再び起きてしまった。
『命を守る行動』
人それぞれ考え方が異なるとは思うけど、各自で万全な状態で対応してもらいたい(願い)です。
