原発の有り方を考える。
岩手➡宮城➡福島と3県を3日かけて撮影取材をして来たが・・・
津波のパワーと爪痕を見て驚きの毎日でした。
そして最終日となる4年前の本日午後、ついに帰還困難地域に入る事になります。
南相馬市、浪江町、双葉町、大熊町、富岡町と報道でよく聞いた地域名が目に入って来る。
福島第一原発が近づくにつれ、緊張感と放射能汚染を身をもって感じる事が出来るのだ。
汚染された物を除去する為に一旦運び込まれる仮置き場。
あまりの量に驚いた。
そしてゴーストタウンとなった町を通り過ぎて行く。
そして来てしまった。
人間が作りだして、そして制御出来なくなった施設。
個人的には「原発」を反対はしないが・・・
操れない目に見えない危険物を扱いきれない状態を見ると賛成は出来なくなってしまう。
制御できなくなった結果がこの付近で見た光景。
そして富岡町に入る。
正直、他の地名の方が有名になっていたのでここの事は多く知らなかった。
数値を見て少量であるが被爆している現実を味わう。
これが現実であることを知り3日間の撮影取材を終わるが、いかに自分が「平和ボケ」していたかを思い知らされた。
他人事だと思っていたところが正直である。
帰宅後は自然災害に対する啓発活動を始めるが、翌年には西日本豪雨災害で店舗兼自宅が全壊判定を受けるほどの被災者となった。
日本のいたる所で地震、豪雨と異常気象も起きる中、安心は出来ない。
少しでもこの時の3日間の撮影取材の画像を見て「危機感」を持っていただけるとありがたいです。
東日本大震災から10年目を迎えますが今年再び現地に行く事を希望しております。
余震&コロナ禍で予定が決まらないのですが復旧&復興した姿を撮影に行きたいと願ってます。
撮影取材の3日目の【フォトリポート】はこちらから☟
https://www.facebook.com/media/set/?set=a.1866703416942681&type=3