『復旧&復興 祈願』
皆さん、「自粛」する必要は有りませんが・・・
あまりにもFacebookをはじめSNSでは「他人事」のような投稿を見かけては、我家が「西日本豪雨災害」で被災した時と同じ感覚に陥り、今も被災地で苦しんでおられる方々を想えば心遣いの出来ない方々が多い事にショックを受けております。
御正月ですので浮かれる気分は分かるのですが・・・
「西日本豪雨災害」時には”行政側の扱い”に更に苦しまされながら店(Cafe33)を再建する事が叶わず、隣町に移住しました。
災害直後は小さな町ですので亡くなられた方々をよく知っていましたし、お世話になっておりました。
御隣だった御夫婦さんは車ごと川に流され、奥さんは三原市の沖で見つかりましたが、旦那さんは今でも見つかっておりません。
その後も災害関連死と認められましたが、我家の近くで復旧作業の疲れで倒れた方が先輩だったり・・・
全国放送で何度もインタビューされて嫌な気分も含めてJR復旧工事(盆休みも24時間稼働)や汚水簡易施設の悪臭と工事現場の騒音&振動、ダンプの埃もあり、”悪”環境で我慢する生活が続く中で1番辛かったのは「野次馬」でした。
わざわざ店の前に車を駐車して、JR崩落現場をバックにピースサインで自撮りする方が多数。
「記録」としての撮影なら納得も出来ますが・・・
SNSで「見て来たよ!」と言う投稿を見る度に気持ちが落ち込みました。
あの時は本当に皆さん「所詮は他人事なんだ・・・家や身内を失はないとこの気持ちは分からんじゃろうねぇ」と思ったものです。
確かに数キロ先の隣町は電気も水も使えるし、2~3日道が寸断され食料も手に入れる事が困難な町でしたが、復旧して市役所に行き手続き(罹災証明等)をしに行くとまるで平和そのもの。
学校が休校なので、カラオケ屋に出入りする高校生の姿を見た時には何とも言えない気分になりましたねぇ。
流石にこれ以上言うと反感を買うと思いますので・・・
もうしばらくは現地の様子を見ながらfacebookの方は控えさせていただこうと思います。
御理解の上、御了承いただけると幸いです。
何よりも今現在も自然災害で悲しんでいる方が早く普段の生活に戻れる事を願います。