100の「いいね!」より1の「コメント」を大切にしたい・・・【世高屋ベース】の広報Man日記。

所さんの【世田谷ベース】に憧れて作った〇〇車仲間の遊び場です(^^♪

『報告』

TOHO Racing様から連絡をいただきました。

燃料容量オーバーに関して。
『報告』
チーム代表の福間氏より連絡をいただき、今回の「失格」となった燃料タンクの件で説明をいただきました。
燃料タンクの設計➡専門業者への発注➡製作➡容量調整=防爆材で体積を調整するなど・・・➡完成!
 EWCに出場するチームは全てこのような方法でハンドメードで作られているそうです。
その過程の中で今回「初歩的な人的ミス」があり、最終的にチーム責任者である自分のミスだと言われておりました。
この言葉を信じ「不正を狙ったものではない!」と私個人としては確信させていただきました。
とは言え・・・TOHO Racingファンの皆さんにとってはショックな出来事であり、モーターファンの皆様からすればTOHO Racingに対し信用を無くす結果となっております。
信用回復するにはこれからのレースで、本来のチームワークの強さを生かしてワクワクさせるようなトップ争いを見てもらうしかないと思います。
今後、全てのレースで表彰台に上がっている姿を願って、我々TOHO Racingファンも応援を続けていければと思っております。
【世高屋ベース】代表代理 大坪 アキヒロ
 

www.as-web.jp

 

www.as-web.jp

 

※先日、参考にと思い動画をUPしましたが・・・

「99%違う」と指摘を受けましたので投稿を削除させていただきました。

大変申し訳ありませんでした(反省中)。

【8耐】タンク容量オーバーでTOHOレーシング失格になった件 - YouTube 

 

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僕が「燃料タンク規則」について調べていた時の参考資料など☟

鈴鹿8耐における燃料タンクの規則や特徴について

鈴鹿8耐は、FIM世界耐久選手権の最終戦として行われる国内最大級の2輪耐久ロードレースです。レースに出場できるマシンは、1000ccまでの4ストロークエンジンを搭載した市販車(2気筒は1200cc)で、EWCクラスとSSTクラスに分かれています。

EWCクラスは世界選手権のポイント対象となるクラスで、SSTクラスは日本国内のチームが参加するクラスです 。各クラスにはマシンの規定があり、タイヤやブレーキ、エンジンなどに制限が設けられています

 

燃料タンクに関しては、マシンのガソリンタンク容量は、最大24リットルと決められています

これは、レース中に給油する回数や時間を減らすために重要な要素です。

燃費の良いマシンやチームは、給油ストップを少なくすることで有利になります。

また、燃料タンクの形状や位置も、重心や空力に影響します。チームは、最適なバランスを見つけるために様々な工夫をしています。

給油口と給油装置の規則もあります。給油口は、最大2つの開口部を持つクイックフィルタイプに変更しなければなりませんが、その口径が昨年までの最大76mm(3インチ)から最大50.8mm(2インチ)へと変更になりました。これは、安全性やコストダウンのために行われた変更です。1つ口タイプ(ガソリン注入パイプの外側に空気抜きがある2重のタイプ)の口径は最大78mmですが、中心部の燃料が通る部分の最大は50.8mmです

給油タンクに関しても規則があります。昨年までチームによっては細長く高いタンクを使っているチームが多かったですが、安全上の理由で、給油タンクのバルブ下端からタンク上部までは120cm以下と規制されました。これは、30リットル以上のガソリンを入れると重心が高くなり危険だからです。また、給油タンクを加圧したり、ガソリンを冷却したりすることも禁止されています

これは、ガソリンは温度によって体積が変わるため、不正な方法で多くのガソリンを入れることを防ぐためです。

※........................印をクイックすると元記事が見れます。

 

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問題の規定違反とされる2-6-6☟

2.6.6.10 燃料タンク 
オリジナルの燃料タンクを改造して、24.0 リットルの最大容量を達成すること
ができるが、公認時の外観及び位置は維持されなくてはならない。しかし、ライ
ダーの好みに合わせて若干の変形が認められる。
全ての燃料タンクは、難燃素材(オープンセルメッシュ:Explosafe, 
ExproStop 等)で埋められていなければならない
ラクティスで使用したものと同じサイズ(最大容量:24.0ℓ)及び同タイプの
クイックフィル燃料バルブシステムを有する燃料タンクが、イベントの間中使用
されなければならない。

フレームのアッパーラインより下はタンクを改造する事が認められる。燃料タン
クの延長部分は、シートサブフレーム(転倒の場合に備えて)によって保護さ
れ、その下部も保護カバーでおおわれていなければならない。リアホイールの位
置に関わらず、この延長された燃料タンクの保護カバーに触れてはならない。
(リアホイールと保護カバーとの間隔は、最低 10 ㎜とする)改造された燃料タ
ンクの先端は、リアホイールアクスル部の仮想垂線を超えてはならない。 
燃料タンクの製造素材はオリジナルの燃料タンクに使用されている素材から変更
または認証を受けた状態のタンクから交換されても良い。スチール製以外、アル
ミニウムのみ燃料タンクの製造に使用することが出来る。その最低厚は 1.2 ㎜と
する。
カーボンファイバー、アラミド繊維またはファイバーグラス素材は燃料タンク素
材として認められない。
露出しているタンク部分に保護タンクカバーを装着することが認められ、スチー
ル製とすることが強く推奨される。このカバーは FIMEWC テクニカルディレク
ターに提示され、認証を受けなければならない。(2022 年1月1日より義務と
される)
 
燃料タンクは前部と後部がクラッシュプルーフ(抗圧力)アッセンブリーシステ
ムにより、確実にフレームに固定されなければならない。(最低 5 ㎜以上のボル
ト最低 3 本を使用する)ストリームライニングへの如何なる部分への取り付けや
べヨニットタイプ(差し込み式のもの)の使用は認められない。FIMEWC テクニ
カルディレクター、車検長は、燃料タンクの取り付け方法が不適格と判断した場
合、その使用を拒否することができる。
タンクブリーザーパイプのついた燃料タンクには、適切な材質でできた最低タン
クブリーザーパイプのある燃料タンクは、最低容量 250cc 最大容量 350 ㏄の
キャッチタンクに放出するノンリターンバルブが装備されなくてはならない。
2022 年 12 月 31 日まで 
燃料タンクフィラーキャップは、クイックフィルタイプで、閉じられた状態の時
に漏れ防止になっていなくてはならない。開口部または燃料タンククイックフュ
エルバルブシステムの閉鎖を改造する場合、安全上の要件(漏れ防止)違反とな
らないよう考慮しなければならない。さらに、燃料キャップは、誤って開いてし
まわないように対策を施されていなくてはならない。(事項 2.3.15 参照)

2023 年 1 月 1 日より、2032 年 12 月 31 日まで(5 年間を 2 期:
2023 年-2027 年及び 2028 年―2032 年) 
 
オリジナルの燃料タンクキャップは、以下に記す FIM 公認燃料クイックフィルシ
ステム(パーツリストの詳細は別記)に変更されなければならない。
FIMEWC パーツリスト 8000115196F(または最新型)は、FIM オフィシャ
ルウェブサイトよりダウンロード出来る。
www.fim-moto.com
オリジナルの公認システム(上記にパーツリストは記載)への改造は一切認めら
れない。
プラグキャップ(P/N100051568 または最新型)は、ピットレーンに車
両を戻す際に元に戻されなければならない。セッションまたは定められた作
業中に紛失した場合、チームは次回ピットストップ時に新たなものを取り付
けなければならない。

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燃料タンクに関してだけでも細かい事が書かれてますが、規則の全てを読みましたが・・・

ほぼ理解出来ないぐらい難しい用語ばかりでした。

2023 FIM世界耐久選手権(EWC)規則 2023 3/21付

https://www.mfj.or.jp/wp-content/uploads/2021/03/FIM_Regulation_EWC_2023_0321.pdf